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MERRY PHOTO DIARY

散策 天橋立

搭載:2016/10/21
撮影:2016/10/11
ロケ地:京都府宮津市

宮津湾だニャー!!



青い京都を観光。
日本三景がひとつ、天橋立へ行ってきた。



京都の市外であり北部に位置する丹後半島。
やはり京都ということだけあって、宮津市も人気の観光地であり例年多くの観光客で広がっている。
主な見どころとして天橋立や智恩寺、金引の滝などがある。



多くの人が訪れる観光地だけあって土産物屋や雑貨屋などが充実している。
海沿いの場所なので海鮮が豊富である。





京丹後には天橋立(あまのはしだて)と呼ばれる有名な砂州がある。
日本三景の一つであり丘など高い所から全体を映した写真はテレビとかでもよく目にするだろう。



宮津湾と阿蘇海を南北に隔てた全長3.6Kmの湾口砂州で、その正体は2〜3千年前の地震により流出した大量の土砂が海上へ隆起したものである。
宮津湾と阿蘇海の海流がぶつかって土砂がたまりまっすぐな道が出来上がったというわけである。



天橋立へ向かうにはこの大橋立と小橋立を結んでいる「廻旋橋」を渡らなければならない。
この橋がちょっとした曲者で電車の踏切と同じく橋を渡れない時間帯が存在する。



このように〜…





橋が90°回転する。



そして…





このように船が宮津湾と阿蘇海を行き来する。
踏切と同じで船が通るのに支障が出ないよう橋を回転させて道を作っているのである。
なかなかユニークな仕掛けだ。



廻旋橋を渡ると約8000本もの松林が白い砂浜に広がっている。
自然が作った道にふさわしく、樹のほとんどが植林ではなく元から生えていた天然の松の樹である。



海岸沿いの立地ゆえに土には栄養が多く含まれているため多数の松が密集して育つことが出来る。
松が育つ最適な環境が整っているように見えるがやはりデメリットも存在する。



根をたくさん張らずとも栄養補給ができてしまうため、山道の樹に比べて根っこが広がらず幹ばかり高くなったバランスの悪い松へと育ってしまう。
故に台風のような強い風に弱く樹が倒れる事例が後を絶たない。
天橋立の風物である松並木を維持するため、現在では様々な対策が施されており強い松が育ちつつある。



砂州3.6kmを散策してみる。

砂州は公道となっており自転車や単車なら問題なく走れる。
一本道なので道に迷う心配はないだろう。



白い砂と松林を写した風景、白砂青松(はくしゃせいしょう)。
かつて舞子公園に広がっていたであろう風景である。



天橋立神社。橋立明神とも呼ばれる。
恋愛成就のパワースポットとしても有名である。



日本名水100選の一つに選ばれている「磯清水」。
海に囲まれた立地でなぜか真水が湧き出す不思議な井戸である。



ロマン溢れるアームストロング砲。
装甲巡洋艦「春日」に搭載されていた安式40口径15センチ砲である。



風情感じる休憩所。



双龍の松。
二頭の龍が天へ昇る風情ある命名松だが台風の被害で倒れてしまった。



船越の松。
台風の影響もしくは成長過剰なのか倒れ掛かっており鉄筋で支えられている。



以上〜♪
天橋立往復は結構辛かった…。