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MERRY PHOTO DIARY

夜遊 永観堂

搭載:2016/12/1
撮影:2016/11/22
ロケ地:京都市左京区

晩秋の醍醐味。
紅葉の夜間ライトアップである。



浄土宗西山禅林寺派総本山「禅林寺(ぜんりんじ)」。
一般では「永観堂(えいかんどう)」と呼ばれている。
永観堂の由来は寺に入った僧侶「永観(ようかん)」を称えて付けられた。
現代では社会福祉活動と呼ばれる病人救済をはじめ様々な慈善活動を行ってきた偉大な人物である。



ここでは毎年、紅葉シーズンになると夜間にライトアップが行われる。
樹木3000本の紅葉が彩る光景はまさに錦秋さながらの美しさである。
清水寺しかり京都の有名所で紅葉ライトアップとなると平日でも観光客で溢れかえっている。



去年(2015年)に安コンデジ片手に清水寺ライトアップ観に行ったが満足な写真は撮れなかった。
と言うのも携帯カメラやエントリーモデルのコンデジは内臓しているセンサーが小さい故に高感度撮影に弱くどうしてもノイズが目立つ写真になってしまう。

だがしかし一眼レフで撮影すればこのとおり、高感度でもノイズは目立ちにくく色彩もしっかり表現されている。
オマケに背景も綺麗にボカす事ができるし、高性能カメラで撮影するともう安コンデジには戻れないな。



弁天社と錦雲橋。
50mmレンズにて広角撮影。
単焦点だけあって画質は数十万クラスのズームレンズをも上回る。



夜間ではAF性能が弱くピントが合わないこともままある。
正確にピント合わせするなら三脚+MF撮影しかないがすごく手間がかかる。



岩苔に積もった紅葉。
流石にISO6400だとノイズが目に見えるな。
Lr編集である程度は改善できるが、代償としてのっぺりとした写真になってしまう。



ノイズとかはLr編集である程度は改善できる。
代償としてのっぺりとした安コンデジのような写真になってしまうが…。



錦雲橋。
弁天社へと続いている。



見所の1つ、多宝塔のライトアップ。
境内の最も高い位置にある塔で見晴らしが良い。



マクロレンズにて撮影。
開放F2.8と単焦点にしては暗めだがカメラ側の感度を上げれば夜景撮影でもなんとか使える。



ピントのあった部分の解像度はピカイチ。
しっかり解像されている。



エフェクト編集で円形のボカシを再現。
デジタル写真であればフィルム撮影では成し得ない業も簡単にできてしまう。



以上〜♪
黒と赤、相対色の組み合わせはなぜか綺麗に見えるな。