参拝 鹿苑寺
搭載:2017/2/1
撮影:2017/1/24
ロケ地:京都市北区
雪、雪、雪。
めちゃ寒い!
歴史ある世界文化遺産。
京の三閣が1つ、鹿苑寺に行ってきた。
通称「金閣寺」で有名な観光地だが、正式名所は鹿苑寺(ろくおんじ)。
臨済宗相国寺派の禅寺である。
有名な金色の塔(金閣)が鹿苑寺の境内にあるため別称として金閣寺と呼ばれている。
室町幕府三代将軍である足利義満は鎌倉時代の公卿、西園寺公経から別荘を譲り受けてここで政治の実権を握っていた。
敷地面積は京都の国民公園「京都御所」に匹敵する広さで通年大勢の観光客で賑わっている。
前日の大寒波の影響で雪が積もっている建物もあった。
金閣寺にも雪が積もっているのでは、と期待したのだが…
受付。
参拝料四百円也。
五用心(五戒)。
徳の高いお言葉である。
庫裏。
写経ができるんだとか。
舟形石。
後ろの木はおそらく楓。
紅葉の見頃はとうに終わっている。
鐘楼。
鎌倉期に造られたんだとか。
見所の1つ、金色の舎利殿もとい金閣。
1994年に世界遺産に認定・登録された。
銀閣、飛雲閣と併せて「京の三閣」と呼ばれている。
有名な写真は、水面に反射した金閣を写す構図「逆さ金閣」だろう。
天候が良ければ鏡湖池に反射した1枚が撮れるのだが、雪で曇っていてはちと厳しい。
舎利殿とは仏舎利(入滅した釈迦の遺骨)を安置した堂のこと。
つまり堂の中ではお釈迦様が眠っている。
吹雪いてはいるものの水気の多い雪なので積もりはしなかった。
残念無念…。
何とか撮れた「逆さ金閣」の構図。
天候ゆえ、クッキリとは反射せず…。
金閣は木造三層の造りとなっており、一層は素木仕上げで、二層、三層の外面には純金の箔が張られている。
三層目は堂内部にも金箔が全面に張られており、縁と内部の床面のみ黒漆塗となっている。
一層は寝殿造で法水院、二層は武家造で潮音洞、三層は禅宗仏堂造で究竟頂と呼ばれている。
室町時代前期に造られた金閣は昭和25年(1950年)に放火により焼失している。
今建っているのは焼失前に行った解体修理で作成した図面を基に、昭和30年(1960年)に再建されたもの。
後の修復工事で金箔約20万枚(約20kg)、国産漆「浄法寺漆」約1.5t、総額工事費約740,000,000円使ったんだとか。
バブル景気で金が有り余っていたからこそ成せた業である。
屋根は宝形造のこけら葺きとなっており、屋根の中心では不死鳥で有名な鳳凰が輝いている。
少しだけだが雪積もってた。
流石に雪化粧とは言い難い。
安民沢(あんみんたく)。
かつて雨乞いの儀式が行われていた場所である。
不動堂。
霊験あらたかな秘仏として信仰されている。
以上〜♪
お土産は名物定番の八ツ橋である。