参拝 東寺
搭載:2017/6/1
撮影:2017/5/30
ロケ地:京都市南区
5月末の小旅行。
京都の国宝巡りである。
真言宗総本山である東寺(とうじ)。教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。
建設当時は東寺だったが、弘仁14年(823年)に嵯峨天皇が弘法大師空海に東寺を下賜し教王護国寺へと改称された。
似ているが奈良の「東大寺」ではない。誤植注意。大した関連性はない、多分。
さらに正式名として「四天王教王護国寺秘密伝法院(してんのうきょうおうごこくじひみつでんぽういん)」
及び「弥勒八幡山総持普賢院(みろくやはちまんさんそうじふげんいん)」の2つの名がある。
長すぎる故か宗教法人では教王護国寺で登録されており、一般資料で用いられているのは東寺が多い。
世間一般では「五重塔」と言ったほうが伝わりやすい。
金閣寺もとい鹿苑寺と同じく別称になる。五重塔とは東寺境内にある建造物の1つである。
ここで使った撮影機材はX100のみ。
他にも行きたい所あったのと駐車料金やたら高いので参拝時間は午前中の1.2時間前後である。
現地での撮影は46枚。載せているのは17枚。スナップ写真ばかりである。
東門付近の庭園。
小さく五重塔が見える。
火災対策なのか消火用バケツがいたる所に置いてある。
中世以後、何度か起きた火災で当時の資料や歴史的建造物が消炭になっている。その名残かも。
瓢箪池。
秋の紅葉で鏡写しが出来るとか。
見所である東寺の象徴、五重塔。国宝である。
全高54.8m。木造の建築物では日本一の高さである。
天長3年(826年)から創建が始まったが資材や人手、費用など様々な問題で800年以上完成しなかった。
創建途中に落雷焼失が4度、その都度初めから創建とあって寛永21年(1644年)5度目の再建でようやく完成した。
つまり現在の五重塔は5代目にあたる。
初重内部には金剛界四仏像、八大菩薩像が安置されている。
内部公開は正月、春と秋の一定期間のみ。今日および普段は非公開である。
満開のサツキとか。
奥では亀が日向ぼっこしていたり。
講堂。
講堂は密教の教え「法」にちなんだ大伽藍が並んでいる。
堂内には重要文化財「大日如来」を中心に左は不動明王、右は金剛波羅密多菩薩と計21体の国宝の仏像が安置されている。
内部は撮影禁止。なので写真は無い。
金堂。
本尊の「仏」にちなんだ大伽藍が並んでいる。
こちらには中心に薬師如来はじめ眷属の十二神将の仏像が安置されている。
こちらも内部撮影禁止。写真無し。
食堂。
修行を見いだす「僧」ちなんだ大伽藍が並んでいる。
現在配置されているのは十一面観音像のみ。
四国八十八ヶ所巡礼の納経所にもなっている。
宝物館。
重要文化財、千手観音菩薩が安置されている。
公開期間は春秋の1週間のみなので内部には入れず。
以上〜♪
お土産は毎度の名物八つ橋なの。