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MERRY PHOTO DIARY

フォトダイアリー

散策 明石公園

搭載:2017/9/20
撮影:2017/9/13
ロケ地:兵庫県明石市

9月半ばなのにまだ暑い。
まだ夏は続いているの?



ドライブがてら神戸・明石付近に出陣。
明石城跡が残る明石公園。正式には「兵庫県立明石公園」という。



明石駅前にある広域の都市公園で、スポーツやら何やらで例年賑わっている。
春にはソメイヨシノ約2000本が咲き乱れる。



史跡「明石城跡」を整備して造った公園だけあって所々に城跡の名残がある。
写真に写っている櫓もその1つである。



今回の撮影機材は富士フィルムのX100単機。
最近使ってなかったからか無性に撮りたくなった。
ファインダー装備のクラシックデザインなカメラは撮っていて気分が高揚するよの。
6Dに比べ軽量コンパクトなので持ち出しも苦にならない。
それに一眼レフほど目立たないので街道でも出しやすい。



ただネックなのが画素数の低さ。
素粒子センサーはAPS-C相応のを積んでいるが画素数は1230万と7、8年前の一眼レベルである。
X100も2011年に出たカメラだから型が古いと言ってしまえば身も蓋も無いが…。
2020万画素ある6Dと比べると色彩がぬるいような気がする。



カメラの御託はこのぐらいにして明石を散策よの。



明石市立文化博物館。
明石の歴史や発掘物が展示されている。
館内はほとんど撮影禁止だったので載せてるのは撮影可能なところだけ。



西二見の屋台。
明石市二見町西二見の御厨神社の祭典で担がれていた屋台。
乗子4人が屋台の上で太鼓を叩きその屋台を担ぎ手(練子)60人がかりで持ち上げる。
赤い3段の屋根は明石や神戸市西区の特色である。



ケンサキミヨシ。
水押しの先端が尖った明石の漁船である。
明石は潮の流れが強いので荒波を切り裂き進むためのデザインなんだとか。
旗のデザインからたこ漁に使われていたと思われる。



アンティークな編み機。



1/3縮尺の三段ふとん屋台。
三段ふとんとは屋根の赤い部分の所を表す。



昔なつかしのけん玉。
実際に触って遊べる。
子供の頃は何度やってもうまくいかなかったが、理屈がわかる今ではわりと出来る感じだった。



明石城跡の散策よの。



明石城は北に丹波・但馬、西に淡路・四国への主要ルートに建造され数多の激戦を凌いだ。
姫路城のスペアとしての役割も担っていた。



江戸時代、1617年に将軍徳川秀忠より築城命令が出され、本多忠政と小笠原忠真らによって築城が行われた。



築城に使う木材は三木、高砂、枝吉、船上城から集められ、櫓の建造には遺材を使ったといわれている。
当時は天守も建造すべく台石まで積まれたもののなぜか完成しなかった。



城の主は急死や転封で入れ替わりが激しく、50年で10回以上城主入れ替わったとか。
各城の遺材を寄せ集めて造った城だけに老朽化も早く1739(元文4)年に大修築が行われるも1874(明治7)年に廃城となった。
現在残っているのは巽櫓と坤櫓のみ。他は全て解体されている。



巽櫓(たつみやぐら)。
船上城からの移築された櫓である。



坤櫓(ひつじさるやぐら)。
伏見城からの移築された櫓である。



明石公園を気ままに散策だな。



日時計。
影を利用して時間を知る装置である。
「子午線のまち」と呼ばれるだけあって時間は正確。



御茶屋。
今では単なる休憩所となっている。



武蔵の庭園。
剣豪「宮本武蔵」が造ったと思われる庭園を再現して造られた庭園。



以上〜♪
昼食は名物の玉子焼。明石焼ともいうが地元では殆ど玉子焼の名称が使われている。


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