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MERRY PHOTO DIARY

フォトダイアリー

参拝 生石神社

搭載:2017/12/31
撮影:2017/12/6
ロケ地:兵庫県高砂市

高砂市のパワースポット。
「石の宝殿」こと生石神社を参拝よ。



生石(おうしこ)神社。
日本でも珍しい巨大な石造物を祀る神社で、巨石は「日本三奇」として謎が囁かれている。
重さ約500トンの巨石が水に浮かんでいるとかいないとか。ミステリアスなパワースポットよ。



石宝殿とは人工的な巨石が残る遺跡などに付けられた名称。天然に近い人工物を示し、意図的に加工した石像や古墳とは似ているようで違う。
現存する石宝殿は兵庫県に2箇所、大阪府に3箇所の計5箇所。最も有名なのはおそらくここ生石神社だろう。



手水舎。
水盤舎、御水屋とも呼ぶ。



休憩所。
ここから高砂の街を一望できる。



生石神社の本殿。
石の宝殿へと続いている。



日本三奇がひとつ「石の宝殿」。
鎮の石室、天の浮石または浮石と呼ばれる。



寸法はW6.4×D7.2×H5.7メートル。
重量は推定450〜500トン。これは寸法と岩石の質量を基に計測された推測値で実際とは異なる。
3次元計測という科学の力でオカルト解明に挑戦した理論的結論なんだとか。
実際は推定より重いかもしれないし軽いかもしれない。まさに神のみぞ知る。



水上に浮かんでいる"ように見える"ことから「浮石」とも呼ばれる。
"ように見える"だけで実際浮かんではいない。
底部の外面が削られて中心の支柱部分を残した状態でそびえ立っている。浮いているように見えるのは支柱部分が死角になっていて覗き込まないと見えないから。
文献による考察では巨石を切り離して別の場所に運ぶ計画だったとか。「なんのために?」「どうやって運ぶ?」等、さまざまな謎が今でも残っており真実は判らずじまい。



四方くっきりと岩肌が削られている。
人力で成せる業なのだろうか?



意味ありげな出っ張り部分。
何らかのオブジェを造る計画だったのか?考察によれば棺桶説が濃厚らしいがやはり真実は判らない。



文献によれば6〜7世紀には既に存在していたとか。
書物「生石神社略記」には、大穴牟遅(おおあなむち)、少毘古那(すくなひこな)の二神が石の宮殿を作ろうと過策するも、 阿賀の神の反乱鎮圧で計画が頓挫し未完成のままとなったとか。
未完成のまま鎮座し現在では信仰として神社とともに祀られている。



上面から。
石埃が溜まってたり樹木が茂っていたり。



霊岩とか。
健康・安全・厄除けよ〜。


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