参拝 豊受大神社
搭載:2018/7/24
撮影:2018/5/1
ロケ地:京都府福知山市
こっちが本物!?"元祖"伊勢神宮。
伊勢神宮とゆかりある元伊勢三社をお参りよ。
豊受大神社(とゆけだいじんじゃ)。
おそらく元伊勢伝承地の中で最も有名な神社。元宮であるとの伝承から"元伊勢外宮"とも呼ばれる。
元伊勢三社とは、福知山市にある豊受大神社と皇大神社、天岩戸神社はその3社を示す。天照大御神はかつて三重県にある有名な神社"伊勢神宮"に着座する以前、全国各地にある神社巡りを行っていた。
豊受大神社と皇大神社はそれぞれ外宮、内宮であるという伝承から、元伊勢神宮と総称されている。
本殿まではひたすら階段。疲労困憊まったなし。
豊受大神社とは、御饌都神(みけつかみ:食物をつかさどる神)として、トヨウケビメこと豊受大神を迎えたことからその名がついた。
黒木鳥居。
加工・着色がされていない丸太で造られた珍しい鳥居。
古めかしい手水舎。
境内には本宮を中心に多数の末社が配置されている。
左、後方、右、合わせて37軒。御師(参詣者を案内し宿泊などの世話を行う)として各地から奉斎されたと伝えられている。
龍燈の杉。
樹齢1500年を誇る御神木。龍神が燈火を献すると伝えられている。
"元伊勢"のネームバリューの割に観光客はめっきりさっぱり。
続いては皇大神社(こうたいじんじゃ)。
さっきの豊受大神社が"元外宮"に対し、こっちは"元内宮"。
苔ついた黒木鳥居がシブいよ。
双方の距離は徒歩ではしんどいレベル。車で5〜10分くらいだったかな?
やはり本殿までひたすら階段。先の往復が堪えてる。
天然たっぷりな手水舎。
当時からの建造物なので劣化具合がリアルだ。
床が抜けるとかのトラブルも実際ありそう。
豊受大神社と二柱みたいな神社なので雰囲気がどことなく似ている。
三重の伊勢神宮には行ったことないが面影はあるような気がする。あっちは観光客が多すぎて足が進まない。当面行く予定はない。
本殿を囲むように数多の末社が配置されている
末社は外宮より多い83社。祠がズラリと並んでるよ。
龍灯の杉。
樹齢2500年の御神木。言い伝えは先の御神木とほぼ一緒。
皇大神社にも、天照大御神が神社巡りで一時的に遷座していたと伝えられている。
天岩戸神社へは徒歩移動よ。
天岩戸神社(あめのいわとじんじゃ)。
元伊勢三社の一社で皇大神社の奥宮とされている。天照大御神ゆかりの地としての特色も根強い。
断崖絶壁に祠が建っている。祠の前まで行くには鎖をつたって登るのだとか。
前の二社と違い山中なので道が険しい。防虫対策は必須だろう。
日室ヶ嶽遥拝所。
初日の出を拝むのに最適な場所なのだとか。
天岩戸とは、天照大御神が引き籠った洞窟として有名。
空想の出来事なので実物の天岩戸は存在しない。関連していると伝えられる場所は各地に点在し、今回訪れたのがそのうちの1つ。
解説案内。
神社付近は岩場よ。前日の天候次第で水が流れていたりする。
伊勢神宮巡りは以上よの♪
福知山まで片道3時間、赤穂並みに遠かったよ。