風物 綾部市梅林公園
搭載:2019/3/19
撮影:2019/3/13
ロケ地:京都府綾部市
春の訪れ〜♪
梅の花が満開よ。
綾部市梅林公園。
綾部市とは、綿織物で盛んな京都が北の大地。大まかにいえば兵庫県北部、舞鶴、福知山あたり。有名な肌着メーカー「グンゼ」発祥の地でもある。
約15,000uの敷地に450本の梅の木。園内は周遊道となっており、並木道をぐるっと散策できる。
天気はおおむね晴れてるっぽい。前日に雨が降っており、行きしなもパラパラしていたので心配だったが、まぁ杞憂だった。
ただ、昨夜の雨によるものか地面がぬかるんでいる。汚れやすく滑りやすく…大丈夫!転んでないから。
マスコットはあやや。
気ままに散策よ。
ちょうど見頃で園全体でブワっと咲いている。公式のSNSでは5〜6分咲きと記載されていたが、十分堪能できるボリュームだ。
春先は風が強く天気が不安定なので、花が散りやすい。社会人ともなると見頃なタイミングで来るのは容易ではない。
こういった場で働き盛りの若者と出会うことは殆どない。観光客は地元民やリタイヤ世代が大半なので雰囲気もどこか落ち着いている。
ピクニック気分でレジャーマット敷いて花見している人もいそうなものだが、割といないもんである。天候やタイミングの問題だとは思うが。
桜の花によく似ているが、花弁が丸いのが梅の特徴。梅が散った後で桜が咲き始めるので、開花時期が被ることは滅多にない。異常気象でもない限りは。
蕾もいくつか付いており、咲き誇る余地が残っている。
毎度の平日観光なので人は少なくスッキリしている。土・日・祝だと人まみれで花見もクソもないから行くことはない。
休日には露店や野点が出ているらしい。県外からの収入源は地方の生命線だから自治体も必死だ。
花言葉は「気品」「高潔」など。
凛として佇む様が由来なのだとか。
梅の品種には観賞用と大きな実がなる南高梅の2種類がある。実の収穫時期は6〜7月、収穫量が最も多いのは和歌山で全国の65%を占める。中でも紀州南高梅は有名で地域の特産品になっている。
「ウナギと梅干の食べ合わせは合性は悪い」という言い伝えがあるが、迷信で医学的根拠は示されていない。梅干しにはウナギの油分を消化する効果があるのでむしろ好相性である。私的に味の相性は微妙だと思うが。
弥生の風物巡りは以上だな。
桃の花とかも撮りたいが、良さそうなスポットが近辺にないのがネックだね。