参拝 水瀬瀬神宮
搭載:2019/8/27
撮影:2019/8/21
ロケ地:大阪府三島郡
真夏の風情!
まさに風通しの良い神社よ。
水無瀬神宮(みなせじんぐう)
大阪の北東、高槻市に隣接する三島郡に鎮座する神宮号の神社。1240年(仁治元年)、後鳥羽天皇の離宮こと水無瀬殿の跡地に建立された神社で、1494年(明応3年)に神霊を迎えたことで水無P宮の神号を奉じた。1873年(明治6年)に官幣中社、1939年(昭和14年)に官幣大社に別格し、水無瀬神宮と改称された。
時刻はPM3:00頃。猛暑がピークになる時間帯で最高気温35℃。にわか雨の湿気もあって、外は容赦無く暑い。後述するが、境内で新鮮な名水が湧き出しているので、水分補給には困らない素敵なパワースポットよ。
神門。
天皇家を祀っている由縁から菊紋を掲げている。
境内。
手水舎と離宮の水。
かつて、環境省のお墨付き「昭和の名水百選」に選定されたことがある優良水質で、水無瀬川の伏流水を井戸から汲み上げている。硬度94でミネラルが多く含まれているのだとか。
このありがたい天然水は手水舎ですくって飲むことも出来るし、奥の蛇口からボトルに貯めて持って帰ることも出来る。地元民なら家庭の蛇口から供給されているので、汲みに来るのはほぼ町外の人達だったり。貴重な天然資源なので、TPOをわきまえて持ち帰りはほどほどに。
大丈夫だと思うが、名水認定されたのは昭和時代なので、現在も水質が維持されているかどうか定かではない。水あたりになっても自己責任と考えるべし。
というのも、環境省が定める「名水」とは、水質が優良・保全活動がなされている、という解釈で、そのままの飲料が保障されているわけではない。本質は生水であるが故、煮沸させてから飲むのが好ましい。
夏を彩る境内。
かつて、風鈴の音色が御祓いと幸運を呼ぶ魔除けに用いられていたことから、神社では風鈴を飾った催しを毎年開催している。
SNS映えするからか、神社には女性客が比較的多かった。雰囲気的に町外の観光客だろう。SNSで遠方から参拝客を引っ張ってくる、これぞ現代的な布教活動か。
夜にはライトアップもあり、幻想的な光景が広がるのだとか。
風鈴の音色すら騒音扱いとなる世の中。世知辛い世の中よ。
今年の夏も容赦なく暑いよ。水分補給は怠らず。