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MERRY PHOTO DIARY

スナップブック

Canon EOS Kiss X7

搭載:2016/9/21

購入:2016/1
ツール:Canon EOS Kiss X7
ジャンル:カメラ

当HPの現時点でのメイン機材「Canon EOS Kiss X7」。
軽量・コンパクトが売りのデジタル一眼レフである。



一眼レフ入門者向けに最適な「EOS KISS」シリーズ。
2003年から販売され、様々な改良が重ねられ2013年に販売されたシリーズ9代目にあたる機種が「X7」である。



カメラ初心者だが難しい設定とか気にせず気軽に綺麗な写真を撮りたいって人なら選ぶべし一眼レフである。
さすがにマニアやベテランの人からすると性能面で物足りないと感じるだろう…。



執筆時2016年9月の時点で後継の最新機種として「X8i」が発売されている。
つまり「X7」は型落ちの機種になるのだが今でも人気は絶大で幅広い層から支持を集めている。



人気の理由は一言でいうなら「コストパフォーマンス」。
本来なら10万くらいするプロカメラマンが使う一眼レフ。
そのカメラが「X7」の場合だとボディだけならおよそ3〜4万、レンズ込みで5万切っているという一眼レフにしては破格の安さである。
おかげで価格comの売れ筋ランキングでは常に上位に位置している人気っぷりである。



あと、のちに出た後継機種の性能と評判が微妙だったのも「X7」が未だ生産され売れ続ける理由につながっている。
「X70」は「X7」の廉価版で性能が一回りくらい低いうえ、対して安くもないという地雷っぷり…。
「X8i」は現時点シリーズ最新機種だけあって性能は色々と向上しているが、秀でたような性能は無く中途半端。
しかも最新機種という肩書があるゆえ値段が高い。
同値段でより高性能な「D70」、背伸びをすればフルサイズ一眼「6D」が買えてしまうという身も蓋もない不遇っぷり…。

初心者であれば「X7」の性能で十分だと考える人が多いから性能差より値段差で選ぶ人が大多数なのだろう。
百閧ヘ一見に如かず、性能などいくら文字にしたところで実際に使ってみないと良いのかどうか分からないからね。
それに自分みたいに差額をレンズの資金に充てた方がよりカメラライフを堪能できるかもしれないのだから。

そして底なしのレンズ沼にはまっていくという…。



X7付属のレンズは2本。
右が標準、左が望遠のズームレンズである。

レンズに付いているフードとフィルターは別売り。
フィルターはマルミ光機の58mm、フードは多分社外の相互品のものを買ったと思う。

この2本だけで焦点距離18〜250mmをカバーできるという、画質を気にしなければ十分満足できる万能な組み合わせである。



「X7」最大の特徴は一眼レフにして世界最小・最軽量。
他機種ではまず太刀打ちできない驚異的な軽さである。

写真ではストラップ等の異物込の重量となっているが公表値では約370g
最新機種の「X8i」は約510g
時点の軽量一眼、ニコン「D3300」は約410gで40gの差がある。

なお、先週発表されたミラーレス「M5」は約380g。僅差で勝利していたりする。



付属のキッドレンズ込みだと約670g
レンズ込みで1kg超えることもざらにある一眼レフとしては抜群に軽い。

手軽に旅行に持っていける一眼レフとして開発された「EOS KISS」シリーズの到達点ともいえる一品だろう。
まぁ、軽い・コンパクトが好みならミラーレスや高性能コンデジ選べって思わなくもないが…。



作例についてはレンズの紹介で執筆するか追記で解説するかも。
中々多忙で時間が取れないのでもう少し待ってほしいかも。



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