MERRY PHOTO DIARY
KUSU HANDMADE Eco Block エコブロック
搭載：2017/4/1
購入：2017/4/
素材：木材・楠
ジャンル：雑貨
エコから生まれた樟脳(カンフル)。
KUSU HANDMADEの芳香雑貨「Eco Block(エコブロック)」。
天然素材100%、楠(くすのき)の自然香である。
買ったのはブロック36個＋オイル30mlの詰め合わせ。
ギフト向けに発売されている商品なので、見栄え良く梱包も丁寧である。
クリーニングに出すついでに阪急西宮ガーデンズで散歩していたら何やら面白そうな雑貨があったので後に通販で購入したというミーハー気質な衝動買いである。
決して無計画に買ったわけではない。衣替えに伴いタンスの防虫剤が欲しいと思っていたら偶々目に付き記憶に残っていた故に買ってみたのである。
食費すら惜しむケチな性分だが、いいな〜欲しい!と思ったら高かろうが買ってのける物好きさんなのである。
用途は主に消臭・芳香・防虫など。
付属のアロマを用いることで半永久的に効果を持続、香りを楽しむことができる。
化学薬品は一切使われていないため体にも優しい。
ちなみにこの化粧箱も楠製。エコロジーである。
エコブロック。
焼印が入っているのは箱の上段にあった12個のみで残りは無地。
天然素材なので瓜二つのブロックは1つも無い。
サイズは1個あたり16×66×27mm。
九州産(福岡・佐賀・熊本)の楠で、家具などの加工の際に出る端材を再利用して材料を確保している。
端材の削りだしから加工、焼印まで機械に頼らず全て手作業ハンドメイドで作ることにより唯一無二の雑貨が出来上がるのである。
エコブロック36個分。
3個合わせて正方形…とはならないので某積木のように綺麗には積めない。
子供が触ることも想定してか角は全て鑢で磨がれている。
安全配慮の心意気もしっかり詰まっている。
日本の楠の約8割は九州地方に生息しているため国産楠は九州産が多い。
「木」＋「南」＝「楠」というだけあって暖かい土地で育つ樹木である。
樟脳(カンフル・しょうのう)と呼ばれる楠の独特の香りには防虫効果があり、リラックス効果も備わってる。
これらの特性から楠で作られた家具、特にタンスは防虫・消臭・芳香の3拍子が揃っていて、おまけに物持ちも良いため人気があり高値で取引されている。
楠家具が揃っている宅は金持ちの証。コルク材で出来た量産家具には無い、独特な高級感が備わっている。
製品全般に言えることだが、高い製品というのは総じて素材に金がかかっている。
デザインは真似できるが素材は真似出来ないのも大きな違いだろう。
素材が良いと物持ちも良い。漂う高級感もあり満足度が高い。
高価というデメリットなど些細なことでありケチな言い訳でしかないのである。
使い方は簡単。
衣装ケースに何個か入れておくだけである。
注意点はブロックを無くさないようにするくらいである。
付属品のカンフルオイル。
紫外線による劣化を防ぐため遮光瓶に入れられている。
成分は楠の天然精油で容量は30ml。
ビンのサイズはマスコットとほぼ同じくらいである。
もちろん天然成分100%。体に優しくエコロジーである。
安物は合成油を混ぜて量増ししており効能を得られないのでオススメしない。
抽出方法は水蒸気蒸留法。精油抽出の定番製法である。
楠原木をチップ状にして窯で蒸し、出てくる蒸気を冷やすとそれぞれ分離されエキスが出来上がる。
一連の作業を職人が手間と時間をかけて行うので大量生産されていない、というより不可能である。
使い方は様々。
効果の薄くなったブロックに1、2滴たらすとあら不思議。
楠の香りと効能が再び戻ってくるのである。
これにより何度でも繰り返し使い続けることが可能である。
他にも水で希釈することでアロマも楽しめたり湯船に1、2滴入れることで森林浴気分を味わえる。
霧吹きに数滴混ぜると簡易消臭剤としても使える。
ただし、オイルの使用期限は未開封で5年、開封後は1年である。
天然素材なので時間が経つと結晶化してしまうのだとか。
30mlだと約600滴(計算上では)なので期限内に使い切るには月50滴ほど使う必要がある。
あと1度に使いすぎると毒性を引き起こす可能性があるので注意が必要である。
ブロックの数は36個
考えている配分はタンスに12個、フィギュア棚に6個、その他引き出しに6個といったところか。
残りは未定。靴の消臭とか?さて何に使おうか。
※4月8日追記
楠の消臭剤を自作すべくスプレータイプの遮光瓶を購入。
ガラス製。容量は100ml。
製油オイルは紫外線による劣化に弱くプラスチックを溶かす性質を持っているのでガラス製の遮光瓶を用いるのが好ましい。
作り方は簡単。
水100mlに対してオイルを4〜5滴まぜれば出来上がり。
天然の消臭剤は市販品に比べて効果があるような気がするぜ。
